ひとつ、ふたつ、ひみつ。

「どうしたの、こまり」

「えっ」

「顔真っ赤」

「あ、え、これは、違っ……、へ、変なこと考えてたわけじゃなくて」

「変なこと? 考えてたの?」

「! や、あの……」

口に出せば出すほど、ハマっていく。
ぶわっと汗が吹き出る。

熱い顔を隠したくて、両手を使ってなんとか覆いたいけど、なんだか上手くいかない。

「どんな変なこと?」

「か、考えてない、考えてないからっ……!」

「えっちなことだったりして」

「違う、違う! みんながみんな、クリスマスだからってするわけじゃないし!」

「え、本当にそうなんだ」

「っ! うわあああん!」

パニックになった私は、ついに涙目で叫んでしまう。

「こまりは、分かりやすくて可愛いね」