屋上は本来なら立ち入り禁止だから、階段を上がるところを誰にも見られないように目配せをして、こっそりと先に進む。
ドアノブを回して、ギギッと重たい金属音が開けた先には。
「こまり」
抜けるような青空と、真尋くんの笑顔。
その光景に、私は自然と口角を上げた。
「お待たせ。お腹へっちゃったね。早く食べよう。真尋くん、どれがいい?」
床に座る真尋くんの目の前に、抱えてきたパンと飲み物を置く。
カレーパン、ピザパン、チョコチップメロンパンと、私が好きなチョコクリームたっぷりのベタチョコパン。今日は、いちご味。
飲み物は、ウーロン茶と緑茶。
「こまりは?」
「私は、真尋くんが選ばなかったのを一個食べるよ。好きなの選んで。おすすめはね、ベタチョコ。甘くておいしいの。あ、でも、購買のパンはカレーパンもピザもおいしいし、メロンパンはふわっふわなんだよ。私が好きなのばっかり買っちゃった。だから全部おすすめ!」
「そっか……」
と、真尋くんは少し悩んで。
「じゃあ、全部半分こにしよう」
ドアノブを回して、ギギッと重たい金属音が開けた先には。
「こまり」
抜けるような青空と、真尋くんの笑顔。
その光景に、私は自然と口角を上げた。
「お待たせ。お腹へっちゃったね。早く食べよう。真尋くん、どれがいい?」
床に座る真尋くんの目の前に、抱えてきたパンと飲み物を置く。
カレーパン、ピザパン、チョコチップメロンパンと、私が好きなチョコクリームたっぷりのベタチョコパン。今日は、いちご味。
飲み物は、ウーロン茶と緑茶。
「こまりは?」
「私は、真尋くんが選ばなかったのを一個食べるよ。好きなの選んで。おすすめはね、ベタチョコ。甘くておいしいの。あ、でも、購買のパンはカレーパンもピザもおいしいし、メロンパンはふわっふわなんだよ。私が好きなのばっかり買っちゃった。だから全部おすすめ!」
「そっか……」
と、真尋くんは少し悩んで。
「じゃあ、全部半分こにしよう」



