隣の席の室井くん①





そんなこんなで、何故か発情中の室井くんと格闘してるとーーーーーー




ーーーバアアァンっっ!!!




「おぉい!!室井くん!!ちっとさ、歌聞かせてよ!!!生歌!!生歌!!」



いきなり、勢いよくドアが開いたかと思うと
ご機嫌よろしくなガン黒兄貴が突入してきて


「ぎゃぁぁぁ!!」


アタシは思いっきり室井くんを突き飛ばし、その勢いで室井くんはベッドに思いきり頭を打った。


ガツーン!!とイイ音を立てた室井くんは、そのまま仰向けのまま動かなくなった。


「あわわわ!!室井くん!!だい、大丈夫!!?」

「・・・・・・だいじょーぶー」

「うわははは!!何やってんだよお前らー!!あ、もしかして俺今、超邪魔だった!!?取り込み中だった!!?」

「うっさい兄貴!!黙れやちっと!!」

「兄ちゃんに向かってなんだよー!!」

「うるさーーーい!!!!」






・・・結局。


てんやわんやで、その日の急遽、まさかの室井くん初訪問!!は、幕を閉じた。


少しだけ、室井くんを知れた一日で


それが嬉しかったり、

そして、少しだけ

悲しくなった一日だった。



少しずつ、少しずつ
室井くんにもっと近付けるといいな。


そんな風に思った。







 *  *  *



「今度は、日吉さんのアルバム見せてね」

「お・・・覚えてましたか」

「忘れないよー」

「・・・はい」



アタシのアホ丸出し幼少期写真を見せるハメになるのは



また、次の機会。





・・・らしい。