「ねぇ、いつ大阪に戻るの?」

「今日と明日休みもらったから、明日の夜、
 帰るつもりやけど・・・」

「そっか~。また、離れ離れになるんだね。
 なんか、寂しい・・・」

私がそう言うと、ゆぅ君はまた抱きしめて
くれた。


「でも、前とは違うだろ?もう、俺らは離れて
 ても、いつでも一緒だからな?」

「うん!!」

「水嶋、明日って仕事??」

「仕事だよ。どうしたの?」

「いや、一緒にいてぇなぁって思っただけ」


私も一緒にいたいと思ったから、

「明日、仕事休もっかなぁ~」

なんて言った。

すると、ゆぅ君が仕事行けよって・・・。

「戻ってきたら、いつでも会えるだろ?
 一緒に住むんだからな!」

そう言ってくれた。


「うん、分かった。でも、今日はずっと一緒に
 いたいな・・・」

私はそんなことを言ってしまった。

だって、このまま帰るなんて出来ない。


「じゃ、今日、俺ん家来るか??」

「いいの?行きたい!」


それから、一緒にゆぅ君の家に向かった。