“愛美ちゃんは昼間何してるの?”











ピ……ピピ‼‼

ピピピピピ………‼






「ん………ぅ………」







激しく鳴り響く目覚ましを叩き目を覚ますと、僅かなカーテンの隙間から朝日が差し込んでいた。



朝……か……。





目が覚める前に、昨日堂島さんに言われた言葉がリフレインしていたような………。






「………ま、いっか。シャワー浴びよ…」






むくりと起き上がり、バスルームへと向かった。


全身に熱いシャワーが降り注ぐと、段々頭がクリアになって来る。




今日もまた、一日が始まるんだ……。





「………気ー重っ………」







イヤだな………




一日の始まりなんか大嫌い。


朝なんて、一生来なければいいのに。



でも仕方ない。

無常にも、この世界では必ず朝は訪れる。








「……はぁっ…」






あたしはシャワーを浴び終えると、もう一つの戦場へと向かう準備を始めた。




あたしが昼間何をしてるか……か。





それは………




惨めすぎて、誰にも言えずにいた。