(ふぅ。今日の仕事終わり!それにしても疲れたなー)
「お疲れ様です、郡山様」
「はい!あの有名ドラマ出演も決定したし、嬉しいよー!でも、体力勝負だねー」
「はい、スケジュールがパンッパンです」
「大変ー」
そう、僕は有名子役、郡山理久だ。有名ドラマにも出演するほどね!
「でも学業には精一杯頑張ってくださいよ!」
「わかってます!」

「ただいまー」
「おかえりーどうだったー?」
そう言って出てきたのは姉の沙月。
沙月も子役をやっている。
「あの有名ドラマの出演決まったー!凄くない⁉︎」
「え、本当に⁉︎凄い‼︎」
「本当嬉しいよー!」
「皆さん9時になりました。ニュースの時間です」
「あっニュース始まったー!」
「もうこんな時間かー」
「有名子役郡山理久と肩を並べるほどの天才子役、南野海くんが今回出演します!」
ん?あー南野海か、実力派子役だとか、、、
「この子、本当有名になったよねー」
「そうだね!僕も負けないよう気をつけないと!」
そのときは僕のライバルとして、の南野海だった

「あー理久様だー!」
はは、学校はこれだよねー
「あ、莉那!」
僕の恋人、莉那だ!
「あ、おはよう理久くん。」
「おはようー!昨日さーあの有名、、、」

今日は待ちに待ったドラマ撮影!んーー!楽しみ!
「行ってきまーす!」
「気をつけてねー」
そう見送られ出かけた。
ただ、、この後災難が降ってくることを知らずに。

「おい!少年!」
え、な、何⁉︎
キキードン!
え?

「有名子役郡山理久が今朝車と接触事故により亡くなりました。あさ6時ごろ」
ピッ、
「理久、、、、、ごめんね、ごめん、あの時止めれば良かった、、、時間が戻れば、、、いい、のに、、、」