それを見た香瑚は、ぱあっと顔を輝かせた。ゲーム好きな彼女なら、きっと心を躍らせてくれるんじゃないだろうか。
「えー、宝箱だ! すごい、ロープレみたい!」
「だろ。敵は出てこないから安心して」
「じゃあ、最強の武器か防具が……!?」
ノリのよさに笑いながら、「開けてみて」と促す。ふたりで宝箱の前に座り、香瑚は子供みたいにわくわくした様子で箱を開け、中から長方形の包みを取り出した。
丁寧に包装紙を取ってふたを開けると、現れたのはピンクゴールドのエレガントな腕時計。彼女の綺麗な目がまん丸になる。
「わぁ、腕時計! 可愛い……!」
「もっといいやつが欲しいって言ってただろ。気に入るといいんだけど」
「めちゃくちゃ好みだよ。ありがとう~」
満面の笑みが見られてほっとする。ゲームさながらに「かこは、うでどけいを、てにいれた!」と言って喜んでいる彼女、可愛すぎる。
本当は指輪にしてプロポーズしたいくらいだったのだ。付き合ったばかりでそんなことをされたらさすがに重いだろうと自重したが、俺の気持ちはこの先も絶対に揺らがないと確信している。
さっそくつけてみるらしく、香瑚は今している腕時計を外した。俺が新しいそれを手に取り、指輪の代わりに細い手首にバンドを巻いてやる。
「えー、宝箱だ! すごい、ロープレみたい!」
「だろ。敵は出てこないから安心して」
「じゃあ、最強の武器か防具が……!?」
ノリのよさに笑いながら、「開けてみて」と促す。ふたりで宝箱の前に座り、香瑚は子供みたいにわくわくした様子で箱を開け、中から長方形の包みを取り出した。
丁寧に包装紙を取ってふたを開けると、現れたのはピンクゴールドのエレガントな腕時計。彼女の綺麗な目がまん丸になる。
「わぁ、腕時計! 可愛い……!」
「もっといいやつが欲しいって言ってただろ。気に入るといいんだけど」
「めちゃくちゃ好みだよ。ありがとう~」
満面の笑みが見られてほっとする。ゲームさながらに「かこは、うでどけいを、てにいれた!」と言って喜んでいる彼女、可愛すぎる。
本当は指輪にしてプロポーズしたいくらいだったのだ。付き合ったばかりでそんなことをされたらさすがに重いだろうと自重したが、俺の気持ちはこの先も絶対に揺らがないと確信している。
さっそくつけてみるらしく、香瑚は今している腕時計を外した。俺が新しいそれを手に取り、指輪の代わりに細い手首にバンドを巻いてやる。



