しっかりと手を繋ぎ、予約しておいたレストランへ向かう。スタイリッシュな店内にはクラゲが優雅に泳ぐアクアリウムがあり、海の中にいるように幻想的で非日常感を味わえるところだ。
幸い香瑚は初めて来たようで、アクアリウムの美しさと本格的なフルコースにとても感激していた。
食事をしながら、社長の本当の目的や独立する決断をしたことなどを話し、彼女は真剣に耳を傾けていた。
『どうりで、こんな平凡な女に迫ってくるなんておかしいと思った。慶吾さんも青羽が大好きなんだね』
とびきり純粋な笑顔でそう言われたが、こちらは少々恥ずかしい。
そして、一歩間違えば社長に奪われていたんだぞ……と苦虫を噛み潰したような気分になる。『あわよくば僕のものにしたい』というのはあの人の本心だろうし、本気になられていたら危なかった。
そのあたりは秘密にしておき、デザートのケーキまでしっかり堪能してレストランを後にした。今夜は俺のマンションに泊まるのだが、ある仕かけを用意してある。
リビングに上がると、香瑚を待ち構えるかのごとくテーブルに宝箱が置いてある。ライトフルのゲームのグッズなのだが、中はちょっとしたものが入れられる小物入れになっている。
幸い香瑚は初めて来たようで、アクアリウムの美しさと本格的なフルコースにとても感激していた。
食事をしながら、社長の本当の目的や独立する決断をしたことなどを話し、彼女は真剣に耳を傾けていた。
『どうりで、こんな平凡な女に迫ってくるなんておかしいと思った。慶吾さんも青羽が大好きなんだね』
とびきり純粋な笑顔でそう言われたが、こちらは少々恥ずかしい。
そして、一歩間違えば社長に奪われていたんだぞ……と苦虫を噛み潰したような気分になる。『あわよくば僕のものにしたい』というのはあの人の本心だろうし、本気になられていたら危なかった。
そのあたりは秘密にしておき、デザートのケーキまでしっかり堪能してレストランを後にした。今夜は俺のマンションに泊まるのだが、ある仕かけを用意してある。
リビングに上がると、香瑚を待ち構えるかのごとくテーブルに宝箱が置いてある。ライトフルのゲームのグッズなのだが、中はちょっとしたものが入れられる小物入れになっている。



