ランチをしながら打ち合わせの内容をまとめようという話になったため、先ほどお邪魔したオフィスから一階下がったところにあるカフェテリアへ向かう。その最中、女性同士のほうが話しやすいので、藤井さんに尋ねてみることにした。
ゲームの世界をイメージしたような明るくポップな雰囲気のカフェテリアに入る前、彼女の隣に並んで話しかける。
「今度の新作も、とても面白そうですね。御社のゲームは個人的に好きなんです」
「ありがとうございます。どの作品がお好きですか?」
「やっぱり〝ぼくのマーマレード〟ですね。シナリオが最高で」
揺らがない推し作品の名前を挙げると、藤井さんがぴくりと反応を示した。彼女も同じだったら嬉しいなと思いつつ本題に入る。
「トレーラー映像ではわからなかったんですが、新作もメインキャラ以外にスポットが当たるストーリーなんですかね?」
「え?」
「あ、以前シナリオライターの新涼さんが、ひとりひとりにしっかり設定を与えることが個人的にこだわっているところだとおっしゃっていたので」
青羽の名前を出した途端、彼女の表情が一気に強張ったように見えた。少々気になったものの、とりあえず話を続ける。
ゲームの世界をイメージしたような明るくポップな雰囲気のカフェテリアに入る前、彼女の隣に並んで話しかける。
「今度の新作も、とても面白そうですね。御社のゲームは個人的に好きなんです」
「ありがとうございます。どの作品がお好きですか?」
「やっぱり〝ぼくのマーマレード〟ですね。シナリオが最高で」
揺らがない推し作品の名前を挙げると、藤井さんがぴくりと反応を示した。彼女も同じだったら嬉しいなと思いつつ本題に入る。
「トレーラー映像ではわからなかったんですが、新作もメインキャラ以外にスポットが当たるストーリーなんですかね?」
「え?」
「あ、以前シナリオライターの新涼さんが、ひとりひとりにしっかり設定を与えることが個人的にこだわっているところだとおっしゃっていたので」
青羽の名前を出した途端、彼女の表情が一気に強張ったように見えた。少々気になったものの、とりあえず話を続ける。



