美桜の泣く姿を見た灯鬼は
少し間をおき
「あんたの両親を守れなくてほんとに悪い事をした。妖は桜姫を守る立場なのに。」
灯鬼の言葉に
何も言えない美桜。
鈴は美桜に
「美桜ちゃん、これ飲んで?」
と暖かいお茶を差し出す。
ほのかな桜の香りが
涙する美桜の心をそっと癒す。
「ありがとう、鈴···。」
(なんだかほっとする香り···)
「美桜ちゃんごめんね、話し進めるけど。···美桜ちゃんのお母さんが殺されて僕ら妖の力は少しづつ低下していった。なんとか、四神のお陰で保てていたんだけど···」
と狐白は泣いていた美桜に
申し訳なさそうに話す。
「四神ってあの··?」
四神は美桜も聞いたことがあった。
東の青龍、西の白虎、南の朱雀、北の玄武。
それぞれの方角を守る神様
少し間をおき
「あんたの両親を守れなくてほんとに悪い事をした。妖は桜姫を守る立場なのに。」
灯鬼の言葉に
何も言えない美桜。
鈴は美桜に
「美桜ちゃん、これ飲んで?」
と暖かいお茶を差し出す。
ほのかな桜の香りが
涙する美桜の心をそっと癒す。
「ありがとう、鈴···。」
(なんだかほっとする香り···)
「美桜ちゃんごめんね、話し進めるけど。···美桜ちゃんのお母さんが殺されて僕ら妖の力は少しづつ低下していった。なんとか、四神のお陰で保てていたんだけど···」
と狐白は泣いていた美桜に
申し訳なさそうに話す。
「四神ってあの··?」
四神は美桜も聞いたことがあった。
東の青龍、西の白虎、南の朱雀、北の玄武。
それぞれの方角を守る神様



