「悪魔って···あの悪魔?」
「悪魔は俺ら妖からしたら昔からの天敵だ。まぁ分かりやすく言えば··妖が和なら悪魔は洋だな。」
と灯鬼が呟く。
「その悪魔が蛇族に悪知恵を入れたんです。悪魔の力で蛇族は少しづつ勢力を増していきました。」
と朱羅が悲しそうに話しだした。
「蛇族は桜姫がいなくなれば他の妖を潰せると思い··美桜様のご両親を殺してしまったんです。」
朱羅に続き、飛天も話しだす。
「俺らの頭首が助けに向かったんだけど··気づくのが遅すぎて美桜の両親を助けられなかった。」
と夜狐もぽつりと呟く。
それを聞き美桜は疑問が浮かび
「桜姫がいなくなればよかったのに。どうして私は無事だったの?」
その疑問に灯鬼が
「あんたはまだ桜姫の力が目覚める前だったから。存在が分からなかったんだ。でも18になった夜。妖に襲われただろ?」
と美桜は昨日の事を思い出す。
「あ··そういえば··」
「力が目覚めてそれに気づいた妖が、あんたを殺そうと襲ったんだ。」
灯鬼の話を聞き
少し身体が震える美桜。
「悪魔は俺ら妖からしたら昔からの天敵だ。まぁ分かりやすく言えば··妖が和なら悪魔は洋だな。」
と灯鬼が呟く。
「その悪魔が蛇族に悪知恵を入れたんです。悪魔の力で蛇族は少しづつ勢力を増していきました。」
と朱羅が悲しそうに話しだした。
「蛇族は桜姫がいなくなれば他の妖を潰せると思い··美桜様のご両親を殺してしまったんです。」
朱羅に続き、飛天も話しだす。
「俺らの頭首が助けに向かったんだけど··気づくのが遅すぎて美桜の両親を助けられなかった。」
と夜狐もぽつりと呟く。
それを聞き美桜は疑問が浮かび
「桜姫がいなくなればよかったのに。どうして私は無事だったの?」
その疑問に灯鬼が
「あんたはまだ桜姫の力が目覚める前だったから。存在が分からなかったんだ。でも18になった夜。妖に襲われただろ?」
と美桜は昨日の事を思い出す。
「あ··そういえば··」
「力が目覚めてそれに気づいた妖が、あんたを殺そうと襲ったんだ。」
灯鬼の話を聞き
少し身体が震える美桜。



