「僕は鬼族の憑神の朱羅(しゅら)ですっ」
すると小さな天狗みたいな子も
「私は天狗族の憑神の飛天(ひてん)です」
と美桜に挨拶をする。

朱羅は
青年の横で

「そして、この方は鬼族の時期頭首の灯鬼(とうき)様ですっ」

「鬼族··?天狗··?」
ポカンとする美桜。

「色々混乱してるだろ。全て話すから準備したら来い」
と灯鬼は美桜に伝えその場を去る


「変な夢···」

まだ現実と理解できていない
美桜。