次の日。
早速、莉子は制服を雪に着せていた。
「男子は出てって」
強引に俺と翔は、病室から追い出される。
しばらくすると、莉子の明るい声が聞こえてきた。
「男子入っていいよ〜」
病室の中に入る。
雪は恥ずかしそうに、莉子の後ろに隠れている。
「ほら」
莉子は優しく、雪の背中を押した。
「ど、どうかな……?」
恥ずかしそうに、うつむく雪。
ぎゅっと、スカートの裾を掴んでいる。
そこには、不安や少しの葛藤が見えた。
でも、それより、雪の制服姿は似合っていて……
雪はゆっくりと、俺の目を見る。
「……っ」
思わず目を逸らしてしまった。
雪を傷つけてしまっただろうか。
でも、今の俺には、
雪にどんな言葉をかけるべきか、分からなかった。
「めっちゃ似合うじゃん!」
そんな俺をよそに、
翔は雪に真っ直ぐな言葉をかけた。
「可愛いよ!」
あぁ……
情けねぇ。
なんで、翔みたいに、
真っ直ぐ言葉を伝えられないのだろうか……
「でしょ〜」
「うんうん」
「これで、メイクしたら完璧」
黙り込んでいる俺をよそに、
翔と莉子は楽しそうに話を盛り上げていく。
「ねぇ、雪は制服着て何がしたい?」
「え?」
雪は制服を着ることまでしか、
考えていなかったのだろう。
きっと、その先なんて考えられなかったんだ。
「何がしたいか……」
雪はベットに座り込み、考え込む。
そして、小さな声で言った。
早速、莉子は制服を雪に着せていた。
「男子は出てって」
強引に俺と翔は、病室から追い出される。
しばらくすると、莉子の明るい声が聞こえてきた。
「男子入っていいよ〜」
病室の中に入る。
雪は恥ずかしそうに、莉子の後ろに隠れている。
「ほら」
莉子は優しく、雪の背中を押した。
「ど、どうかな……?」
恥ずかしそうに、うつむく雪。
ぎゅっと、スカートの裾を掴んでいる。
そこには、不安や少しの葛藤が見えた。
でも、それより、雪の制服姿は似合っていて……
雪はゆっくりと、俺の目を見る。
「……っ」
思わず目を逸らしてしまった。
雪を傷つけてしまっただろうか。
でも、今の俺には、
雪にどんな言葉をかけるべきか、分からなかった。
「めっちゃ似合うじゃん!」
そんな俺をよそに、
翔は雪に真っ直ぐな言葉をかけた。
「可愛いよ!」
あぁ……
情けねぇ。
なんで、翔みたいに、
真っ直ぐ言葉を伝えられないのだろうか……
「でしょ〜」
「うんうん」
「これで、メイクしたら完璧」
黙り込んでいる俺をよそに、
翔と莉子は楽しそうに話を盛り上げていく。
「ねぇ、雪は制服着て何がしたい?」
「え?」
雪は制服を着ることまでしか、
考えていなかったのだろう。
きっと、その先なんて考えられなかったんだ。
「何がしたいか……」
雪はベットに座り込み、考え込む。
そして、小さな声で言った。



