ここは天国だけれど、自分はまだ生きているのだと。
ということは、一緒にいるクロも生きているはずだ。
「そうだよ葵。ぐっすり眠れたかい?」
優しく声をかけて葵の前に座り、クロの頭を撫でる。
その指先は細くしなやかで、つい見とれてしまいそうになる。
「はい。おかげさまで、ありがとうございます」
葵が居住まいを正して頭を下げると、陽神がまたクスクスと笑った。
「そんなに緊張しなくていい。君は今日からワタシの花嫁なんだから」
「は、はい」
そういえば夢の中でそんなことを言われた気がする。
陽神の妻になることを前提として、この生命を救ってもらったのだ。
あの時は半信半疑だったけれど、こうしてもう1度目が覚めて意識がハッキリとした状態ではもう疑いようもない。
私は神様の花嫁としてここへ連れてこられたのだ。
葵はすぐに正座をして三指をついた。
「ふつつかものですが、どうかよろしくお願いいたします」
ということは、一緒にいるクロも生きているはずだ。
「そうだよ葵。ぐっすり眠れたかい?」
優しく声をかけて葵の前に座り、クロの頭を撫でる。
その指先は細くしなやかで、つい見とれてしまいそうになる。
「はい。おかげさまで、ありがとうございます」
葵が居住まいを正して頭を下げると、陽神がまたクスクスと笑った。
「そんなに緊張しなくていい。君は今日からワタシの花嫁なんだから」
「は、はい」
そういえば夢の中でそんなことを言われた気がする。
陽神の妻になることを前提として、この生命を救ってもらったのだ。
あの時は半信半疑だったけれど、こうしてもう1度目が覚めて意識がハッキリとした状態ではもう疑いようもない。
私は神様の花嫁としてここへ連れてこられたのだ。
葵はすぐに正座をして三指をついた。
「ふつつかものですが、どうかよろしくお願いいたします」



