重たいもち米の袋を床に置いて、その手でクロの背中を撫でる。
ちゃんとご飯を貰えるようになっても、まだまだ骨の感触が強く浮き出ている。
クロは葵に撫でられてゴロゴロと喉を鳴らし、足元にすり寄っていく。
そこにはもう警戒心は見られなかった。
「すぐにご飯にするから、少し待っていてね」
クロも葵と同じものを食べている。
街へ出れば動物用の食べ物が売られているらしいけれど、そこまで歩いていくには数日かかる。
それに、動物用の食べ物がどれくらいの値段になるのかわからなかった。
クロと自分のご飯を準備して囲炉裏の前で「いただきます」と手を合わせる。
クロは割れた皿に入れられた、炊いただけのもち米に汁を入れた猫まんまを勢いよく食べ始める。
「ほらほら、誰も取らないからもっとゆっくり食べてね」
葵はクスクスと笑いながらそう声をかけたのだった。
そんな暮らしは突如として変化することになる。
ちゃんとご飯を貰えるようになっても、まだまだ骨の感触が強く浮き出ている。
クロは葵に撫でられてゴロゴロと喉を鳴らし、足元にすり寄っていく。
そこにはもう警戒心は見られなかった。
「すぐにご飯にするから、少し待っていてね」
クロも葵と同じものを食べている。
街へ出れば動物用の食べ物が売られているらしいけれど、そこまで歩いていくには数日かかる。
それに、動物用の食べ物がどれくらいの値段になるのかわからなかった。
クロと自分のご飯を準備して囲炉裏の前で「いただきます」と手を合わせる。
クロは割れた皿に入れられた、炊いただけのもち米に汁を入れた猫まんまを勢いよく食べ始める。
「ほらほら、誰も取らないからもっとゆっくり食べてね」
葵はクスクスと笑いながらそう声をかけたのだった。
そんな暮らしは突如として変化することになる。



