「葵は知らないかな? あの家はもち米を村だけでなく、隣町まで持って行って販売しているんだよ。村で得る収益が少なくなれば経営は厳しくなるだろうけれど、明日食べるものがなくなるわけじゃない。
それに、経営が傾けば他の村で販売する方に力を入れて、それが伸びていくことだってある。なんでもかんでも手助けをすればいいというものじゃないんだよ」
陽神の言葉に葵はようやく落ち着いてきた。
女将さんが汗だくになってまでここに来たのを見て、少し周りが見えなくなってしまっていたみたいだ。
「そう……ですか」
今もち米屋の経営が不審だからといって、それですぐにどうこうなるわけではないことに、ひとまず安心してため息が出た。
それにしても、もち米を他の村へ持って行って販売しているとは知らなかった。
思いの外の女将さんのお店は大きな商売をしていたのだろう。
「でも、気にはなります。私、村へ行ってもいいでしょうか?」
それに、経営が傾けば他の村で販売する方に力を入れて、それが伸びていくことだってある。なんでもかんでも手助けをすればいいというものじゃないんだよ」
陽神の言葉に葵はようやく落ち着いてきた。
女将さんが汗だくになってまでここに来たのを見て、少し周りが見えなくなってしまっていたみたいだ。
「そう……ですか」
今もち米屋の経営が不審だからといって、それですぐにどうこうなるわけではないことに、ひとまず安心してため息が出た。
それにしても、もち米を他の村へ持って行って販売しているとは知らなかった。
思いの外の女将さんのお店は大きな商売をしていたのだろう。
「でも、気にはなります。私、村へ行ってもいいでしょうか?」



