「何言ってんだ!!」
宙兄ちゃんは声をあげて俺の胸ぐらを掴む
「ちょっと!!何やってるんですか!!」
兄ちゃんが俺の胸ぐらを掴んだことで俺に繋がっていた
色々なコードが外れ看護師さんが走って現れた
「病室から出て下さい」
「二度とそんなこと言うな!!俺はお前が生きてくれてて嬉しいからな!!」
俺が生きてて嬉しい?
何で……
兄ちゃんには迷惑しかかけてないのに
あ……いや、前に刺された時も旦那様と凛さん怒ってた
俺が怪我したからって……
何で皆俺のこと……
わ………からない
本当に分からないんだ
人から求められたことも心配されたこともない人生だった
自分の存在意義なんて何も無かった
だから
「また来るからな!!」
兄ちゃんが泣いている理由が分からない



