急いで郵便を出す準備をしてその勢いのまま家を出ようとしたら
「何処へ行くつもりだ」
また叔父に止められてしまった
まずい……この封筒の存在を知られたら終わりだ
「おい!!」
もう一か八か
傷口の痛みなんて知らない
とにかく走って走って
一番近いポストにねじ込んだ
「お前何を出した!!」
「ははっ……これであなた達は終わりですよ」
「どういうことだ」
「会社の権利書と譲渡書を出しました」
「は?……だっ……誰に」
「教えません」
あぁ、もう駄目だ
傷口が開いているのか出血し始めている
俺には時間が無さそうだ
叔父は俺を引き摺るように家へと連れ帰り
「吐け!!誰に!!何処に出した!!」
俺に暴力を振り続ける



