和やかな雰囲気から一変して艶めかしくなってしまう。
私は慌てて彼から距離をとった。
途端に、くっくっく……と、また肩を震わせてる!
揶揄われたっ。
「もー!」
憤慨してみせる。
……これは、フリだ。
私。
笑われているのに、どうして楽しく思えるのかな。
悠真さんを前にすると、どこか気が抜けなかった。
常に美しく見えるよう計算していた。
背筋をまっすぐに。
口を開けて笑えなかった。
ようやく笑いの衝動がおさまったらしく、鷹士さんは私に向き直った。
「さっきの質問の答えだけど。わかるよ、俺にはね」
どきん。
……彼の表情が意味深に思えてしまうのは、意識過剰かな。
うん、きっとそうだ。
鷹士さんは警察官。
取り調べもしているのかもしれない。
職業柄、表情を読むのは得意なのだろう。
「さ、駐車場でじゃれてても仕方ない。上にあがろう」
私が一方的にからかわれてたんですが?
口を尖らせていたら、楽しそうに呟かれた。
「どうも俺は好きな子いじりするタイプみたいだな」
返事をしないで、鷹士さんより前を歩く。
多分、彼に他意はない。
ときめいちゃだめ。
悠真さんのときみたいに勘違いするのは嫌だ。
「……まだだよ」
「え?」
つい、彼のほうを向いてしまったら、私をじっと見つめていた。
なんとなく待ってしまうと、やがて彼の唇が言葉をつむき出す。
「俺の気持ちを」
鷹士さんから目が離せない。
「俺の気持ちをこれから思い知って?」
なにか聞こえた気がするけれど、全力でスルー!
私は慌てて彼から距離をとった。
途端に、くっくっく……と、また肩を震わせてる!
揶揄われたっ。
「もー!」
憤慨してみせる。
……これは、フリだ。
私。
笑われているのに、どうして楽しく思えるのかな。
悠真さんを前にすると、どこか気が抜けなかった。
常に美しく見えるよう計算していた。
背筋をまっすぐに。
口を開けて笑えなかった。
ようやく笑いの衝動がおさまったらしく、鷹士さんは私に向き直った。
「さっきの質問の答えだけど。わかるよ、俺にはね」
どきん。
……彼の表情が意味深に思えてしまうのは、意識過剰かな。
うん、きっとそうだ。
鷹士さんは警察官。
取り調べもしているのかもしれない。
職業柄、表情を読むのは得意なのだろう。
「さ、駐車場でじゃれてても仕方ない。上にあがろう」
私が一方的にからかわれてたんですが?
口を尖らせていたら、楽しそうに呟かれた。
「どうも俺は好きな子いじりするタイプみたいだな」
返事をしないで、鷹士さんより前を歩く。
多分、彼に他意はない。
ときめいちゃだめ。
悠真さんのときみたいに勘違いするのは嫌だ。
「……まだだよ」
「え?」
つい、彼のほうを向いてしまったら、私をじっと見つめていた。
なんとなく待ってしまうと、やがて彼の唇が言葉をつむき出す。
「俺の気持ちを」
鷹士さんから目が離せない。
「俺の気持ちをこれから思い知って?」
なにか聞こえた気がするけれど、全力でスルー!



