ホスト科のお世話係になりました

「もちろんだ。ちなみにハンカチのプレゼントは部室に常備してあるやつだぜ。何度も指名してくれた場合は、相手に合わせて持っていくんだ」

そう言って棚に置かれている箱を取り出して開けて見せてきた。
そこにはさっきと同じ、色違いの包装紙で包まれたハンカチが沢山入っていて唖然としてしまった。

「このハンカチは一枚500円。デートで余ったお金はオレたちの飲食だけで消えるわけじゃねぇってこと」

はぁ……。
それはいいけれど突然ホスト科のリアルを突きつけられた気分になってなんだか落ち込んでしまう。

さっきまでは私まで夢を見ている気持ちでいたのに、ガッカリだ。
「嫌になりましたか?」