恐怖姉妹

今度こそ満足そうな笑みを浮かべて梨里が言う。
「うん。うまく行った。今日の授業は愛乃は受けられない。それだけでも大きな成果だと思う」

ふたごは同じ顔でほほえみあったのだった。