☆☆☆
ふたりがまたなにかを企んでいることはその顔を見ればすぐにわかった。
だけどなにをするのかまではわからなかった彩香は放課後になってからふたりに声をかけていた。
「ねぇ、やっぱりなにか企んでるんでしょう? なにをするのか私にも教えてよ」
他のクラスメートたちが帰宅する中、3人は廊下の途中で立ち止まる。
梨里が困り顔になって柚柚を見つめた。
「なにも企んでなんかないってば」
「本当かなぁ?」
柚柚の言葉を彩香は最初から信用していないみたいだ。
普段なら彩香も巻き込んで騒動を巻き起こすところだけれど、今回ばかりは彩香にもバラすわけにはいかない。
ふたりがまたなにかを企んでいることはその顔を見ればすぐにわかった。
だけどなにをするのかまではわからなかった彩香は放課後になってからふたりに声をかけていた。
「ねぇ、やっぱりなにか企んでるんでしょう? なにをするのか私にも教えてよ」
他のクラスメートたちが帰宅する中、3人は廊下の途中で立ち止まる。
梨里が困り顔になって柚柚を見つめた。
「なにも企んでなんかないってば」
「本当かなぁ?」
柚柚の言葉を彩香は最初から信用していないみたいだ。
普段なら彩香も巻き込んで騒動を巻き起こすところだけれど、今回ばかりは彩香にもバラすわけにはいかない。



