それはよれよれの紐のようなもので、片方はどこか奥の方へとつながっている。
「そんなことできるの?」
「できるよ」
即答されたけれど、その自信はどこから湧いてくるだろう。
呆れながらもその子について行けばなにか楽しいことが待ち受けているような気がした。
「わかった。できるんだね?」
「そう。できるよ、ふたりなら」
「ふたりならね」
私は同じように紐を握りしめた。
そして「できる。できるよ、ふたりなら」まるで呪文のように呟いた。
できる。
できるよふたりなら。
それは産まれてくる前からの梨里と柚柚の呪文だった。
だから、今までふたりで頑張ってくることができた。
「そんなことできるの?」
「できるよ」
即答されたけれど、その自信はどこから湧いてくるだろう。
呆れながらもその子について行けばなにか楽しいことが待ち受けているような気がした。
「わかった。できるんだね?」
「そう。できるよ、ふたりなら」
「ふたりならね」
私は同じように紐を握りしめた。
そして「できる。できるよ、ふたりなら」まるで呪文のように呟いた。
できる。
できるよふたりなら。
それは産まれてくる前からの梨里と柚柚の呪文だった。
だから、今までふたりで頑張ってくることができた。



