だけど車から下りた両親はなかなか近づいてこなかった。
後ろのドアを開けてなにかをしている。
「ねぇ、なにしてるの? ふたりとも早くこっちに来てよ」
柚柚が声をかけたとき、母親が車椅子を準備するのが見えた。
え?
あれはなに?
どうしてそんなものがいるの?
なにも言えず、動くことすらできずに棒立ちになっていると、やがて車椅子に乗ったソレが、母親に車椅子を押されながらやってきた。
枝みたいに細い手足。
日焼けを知らないような真っ白な肌。
だけどソレは……ソレは間違いなくふたごと同じ顔をしていた。
「はじめまして。私寧々よ」
ソレが双子と同じ声で言った。
後ろのドアを開けてなにかをしている。
「ねぇ、なにしてるの? ふたりとも早くこっちに来てよ」
柚柚が声をかけたとき、母親が車椅子を準備するのが見えた。
え?
あれはなに?
どうしてそんなものがいるの?
なにも言えず、動くことすらできずに棒立ちになっていると、やがて車椅子に乗ったソレが、母親に車椅子を押されながらやってきた。
枝みたいに細い手足。
日焼けを知らないような真っ白な肌。
だけどソレは……ソレは間違いなくふたごと同じ顔をしていた。
「はじめまして。私寧々よ」
ソレが双子と同じ声で言った。



