柚柚がニッコリと微笑みかける。
それでも彩香は動じなかった。
「それなら今から警察に連絡して影野家を調べてもらう。それでも問題ないでしょう?」
その言葉に双子は目を見交わせた。
ふたりの部屋には大きな冷凍庫があり、その中には半分個にした怜が眠っている。
あれがバレたらさすがに言い逃れはできないし、両親でもどうにもできないかもしれない。
「なにが欲しいの?」
柚柚からの質問に彩香がニヤリと笑った。
「そうこなくちゃ。ひとまず怜のことを黙っている代わりに1億円。それに今回のことを黙っておくことに1億円」
「2億も用意しろっていうの!?」
柚柚の声が裏返った。
それでも彩香は動じなかった。
「それなら今から警察に連絡して影野家を調べてもらう。それでも問題ないでしょう?」
その言葉に双子は目を見交わせた。
ふたりの部屋には大きな冷凍庫があり、その中には半分個にした怜が眠っている。
あれがバレたらさすがに言い逃れはできないし、両親でもどうにもできないかもしれない。
「なにが欲しいの?」
柚柚からの質問に彩香がニヤリと笑った。
「そうこなくちゃ。ひとまず怜のことを黙っている代わりに1億円。それに今回のことを黙っておくことに1億円」
「2億も用意しろっていうの!?」
柚柚の声が裏返った。



