柚柚はニヤリと笑って愛乃のシャーペンを地面に落とすと、それを勢いよく踏みつけて壊した。
それを見てもなにも言えないまま愛乃の母親はその場に崩れ落ちたのだった。
☆☆☆
「スタンガンを持ち歩いておいてよかったね」
梨里が愛乃の母親の右手を持って引きずりながら言う。
「そうだね」
柚柚は愛乃母親の左手を持って引きずりながら答える。
ふたりが向かったのはスーパのすぐ近くにある用水路だった。
用水路の周辺には鬱蒼と草木が茂っていて、濡れた草に足を滑らせれば誰でも落ちてしまいそうな場所だった。
それを見てもなにも言えないまま愛乃の母親はその場に崩れ落ちたのだった。
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「スタンガンを持ち歩いておいてよかったね」
梨里が愛乃の母親の右手を持って引きずりながら言う。
「そうだね」
柚柚は愛乃母親の左手を持って引きずりながら答える。
ふたりが向かったのはスーパのすぐ近くにある用水路だった。
用水路の周辺には鬱蒼と草木が茂っていて、濡れた草に足を滑らせれば誰でも落ちてしまいそうな場所だった。



