横にいる梨里は話の邪魔をしないようにずっと微笑んでいた。
「ありがとう。お礼にこれを……」
そう言って大きめのバッグを開いて中を確認し始めた。
「賞味期限が切れてるんだけど、よかったら」
そう言って愛乃の母親がキャラメルの箱を取り出そうとした瞬間だった。
カバンを確認している間にそっと後ろへ回っていた梨里が、その首にスタンガンを押し当てた。
なにかあるかもしれないと持ってきたのだけれど、まさか愛乃の母親にこれを使うことになろうとは思ってもいなかった。
愛乃の母親は大きく目を見開いて目の前に立つ柚柚を見つめた。
「ありがとう。お礼にこれを……」
そう言って大きめのバッグを開いて中を確認し始めた。
「賞味期限が切れてるんだけど、よかったら」
そう言って愛乃の母親がキャラメルの箱を取り出そうとした瞬間だった。
カバンを確認している間にそっと後ろへ回っていた梨里が、その首にスタンガンを押し当てた。
なにかあるかもしれないと持ってきたのだけれど、まさか愛乃の母親にこれを使うことになろうとは思ってもいなかった。
愛乃の母親は大きく目を見開いて目の前に立つ柚柚を見つめた。



