柚柚と梨里は満面の笑顔でそれを受け入れる。
が、怜はふたりを見た瞬間怯えた表情になって「お前らなんで!?」と、叫んだ。
咄嗟にふたりなら身を離そうとしたのだろうけれど、その手足はロープで拘束されていてゴロンッと転がっただけだった。
「なんなんだよこれ!?」
自分も体が完全に拘束されていることに気が付いた怜がサッと青ざめる。
口を塞ぐ必要はなかった。
だって、この屋敷の各部屋はしっかりと防音になっているから。
だからシロを誘拐してきたときだって、口を封じるようなことはしなかった。
「ここは私達の部屋だよ。ようこそ」
梨里が説明してニッコリと笑う。
が、怜はふたりを見た瞬間怯えた表情になって「お前らなんで!?」と、叫んだ。
咄嗟にふたりなら身を離そうとしたのだろうけれど、その手足はロープで拘束されていてゴロンッと転がっただけだった。
「なんなんだよこれ!?」
自分も体が完全に拘束されていることに気が付いた怜がサッと青ざめる。
口を塞ぐ必要はなかった。
だって、この屋敷の各部屋はしっかりと防音になっているから。
だからシロを誘拐してきたときだって、口を封じるようなことはしなかった。
「ここは私達の部屋だよ。ようこそ」
梨里が説明してニッコリと笑う。



