最近は素人でも簡単に合成写真が作れるアプリがあるから、それを活用させてもらったのだ。
「そうか、こんなことをしてたのか」
ゆらりと揺れるように怜が顔を上げてレイナを見つめる。
レイナは今にも泣き出してしまいそうな顔で左右に首を振って「違う。私じゃない」と続けている。
もうそれしか言葉が出てこないのだろう。
否定するだけでなんの証拠も出してこないから、レイナの信用は地に落ちたも同然だった。
こうして邪魔なレイナを排除すれば、あとはまた梨里か柚柚が怜と付き合うのを待つだけ……の、はずだった。
「こんな合成写真まで作って君たちは本当に性格が悪いな」
怜の視線が梨里と柚柚へ向けられていた。
「そうか、こんなことをしてたのか」
ゆらりと揺れるように怜が顔を上げてレイナを見つめる。
レイナは今にも泣き出してしまいそうな顔で左右に首を振って「違う。私じゃない」と続けている。
もうそれしか言葉が出てこないのだろう。
否定するだけでなんの証拠も出してこないから、レイナの信用は地に落ちたも同然だった。
こうして邪魔なレイナを排除すれば、あとはまた梨里か柚柚が怜と付き合うのを待つだけ……の、はずだった。
「こんな合成写真まで作って君たちは本当に性格が悪いな」
怜の視線が梨里と柚柚へ向けられていた。



