奏汰のおかげで梨里が活躍できたのだから、そこだけは感謝しないといけない。
「柚柚、梨里、今日どっか寄って帰らない?」
珍しく彩香が声をかけてきて、教室を出ようとしていたふたりは同時に立ち止まった。
「どっかって、どこ?」
柚柚が聞くと彩香が目を輝かせて、最近オープンしたスイーツ屋の説明をしはじめた。
なんでも常に1時間待ちの行列ができていて、1人で並ぶのはしんどいのだとか。
それを聞いて柚柚と梨里が目を見交わせた。
「今日は梨里の活躍もあったし、たまには寄り道をするのもいいんじゃない?」
「そうだね。毎日シェフのデザートばかりじゃ飽きるしね」
「柚柚、梨里、今日どっか寄って帰らない?」
珍しく彩香が声をかけてきて、教室を出ようとしていたふたりは同時に立ち止まった。
「どっかって、どこ?」
柚柚が聞くと彩香が目を輝かせて、最近オープンしたスイーツ屋の説明をしはじめた。
なんでも常に1時間待ちの行列ができていて、1人で並ぶのはしんどいのだとか。
それを聞いて柚柚と梨里が目を見交わせた。
「今日は梨里の活躍もあったし、たまには寄り道をするのもいいんじゃない?」
「そうだね。毎日シェフのデザートばかりじゃ飽きるしね」



