奏汰は雄叫びを上げながらズボンのポケットから何かを取り出して、拓真へ向けて振り上げたのだ。
それは梨里が使って、奏汰の机に忍ばせたカッターナイフだった。
カッターの刃は長く伸ばされていて、振り下ろされると同時に拓真の右肩を切り裂いた。
教室に悲鳴が響き渡る。
拓真が左手で右肩を抑える。
「お前のせいで! お前のせいで!」
奏汰は何度も何度もカッターナイフを振り上げては振り下ろした。
その刃は確実に拓真の体を切り刻み、逃げようと立ち上がった奏汰の太ももまで切り裂いた。
ザックリと割れた皮膚からボトボトと鮮血が滴り落ちていき、拓真はその中に崩れ落ちた。
それは梨里が使って、奏汰の机に忍ばせたカッターナイフだった。
カッターの刃は長く伸ばされていて、振り下ろされると同時に拓真の右肩を切り裂いた。
教室に悲鳴が響き渡る。
拓真が左手で右肩を抑える。
「お前のせいで! お前のせいで!」
奏汰は何度も何度もカッターナイフを振り上げては振り下ろした。
その刃は確実に拓真の体を切り刻み、逃げようと立ち上がった奏汰の太ももまで切り裂いた。
ザックリと割れた皮膚からボトボトと鮮血が滴り落ちていき、拓真はその中に崩れ落ちた。



