もちろん、これも奏汰を安心させるための演技だった。
「拓真の体操着のことなんだけど」
そう言っただけで奏汰の目がつり上がった。
そして「僕じゃない!」と、声を荒げる。
「わかってるよ。その真犯人がわかったの」
「え?」
今度は目を丸くして梨里を見つめる。
ポカンと口を開けているその顔は間抜け面で、思わず笑ってしまいそうになるのを必死で我慢した。
「真犯人はね、拓真本人だったんだよ」
「どういうこと?」
「拓真は自分で自分の体操着を切り刻んで、そのカッターを君の机に潜ませたの。私が躓いて机を倒さなければ拓真は自分で君の机を倒すつもりだったんだと思う」
「拓真の体操着のことなんだけど」
そう言っただけで奏汰の目がつり上がった。
そして「僕じゃない!」と、声を荒げる。
「わかってるよ。その真犯人がわかったの」
「え?」
今度は目を丸くして梨里を見つめる。
ポカンと口を開けているその顔は間抜け面で、思わず笑ってしまいそうになるのを必死で我慢した。
「真犯人はね、拓真本人だったんだよ」
「どういうこと?」
「拓真は自分で自分の体操着を切り刻んで、そのカッターを君の机に潜ませたの。私が躓いて机を倒さなければ拓真は自分で君の机を倒すつもりだったんだと思う」



