重いけどいいの?お嬢サマ



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HAPPY NEW YEAR!!、明けましておめでとうございます!──


どのテレビでも街でも新年の挨拶が飛び交い、街ではニューイヤーセールのチラシやら旗が目についた。

佐藤やお父さんたちには直接挨拶をし、慧たちにはリモートで挨拶を交わして、かなやいとは私の部屋で年を越したから勿論直接伝えた。



そして、新年のドタバタから休み明け──




「あけおめー!美青!美形くんたち!」

「今年もよろしくね、慧。秋葉さん、春夏冬さんも」


「こちらこそよろしくお願い致します、一条様。それと、慧お嬢様。他の方々にあけおめはよしてくださいね」
「今年もよろしくお願い致します!迷惑をかけないよう、成長していきたいと思っておりまするので!」


おりまする……?


「っぶは!」

「はしたない笑い方しないで下さいよ……」


慧が噛んだ春夏冬さんに噴き出せば、新年の学園スタートだというのに秋葉さんはやれやれと頭を抱える。
奏矢も矢絃も、執事同士の挨拶を軽くしてるうちに、私は笑う慧の袖を引っ張った。


「慧、ちょっと話したいことがあるの」

「はー……ん?おっと?もしかしてもしかする?」


話す内容が内容なだけに、顔を赤らめる私を見て、慧は察したのだろう。今度はニヤニヤとしはじめ、肩を組んできた。


「詳しく聞こうじゃないか。くぅ!楽しみ!」
「慧も、何かは話してくれるよね?」
「……お、おう」


慧も赤くなって……これは放課後、早々には帰れないわね。