重いけどいいの?お嬢サマ


今はしていないけど、ブロンズ、シルバー、ゴールド、そしてプラチナ──学園独自の執事のランク分け。

入学と同時に執事は皆ブロンズから始まり、執事としての行いの評価が一定ラインを越えれば、先生方からランクアップの知らせを受け取り、昇格することが出来る。

その基準は学園の先生たちのみぞ知るから、主である私たちは己の執事たちが昇格と言われようが降格と言われようが、判断基準は未だに分かっていない。

それに二人の執事がいるわけだから、片方がよくても評価は勿論上がらない。
二人合わせての結果がバッチのランクを左右する、ということ。


「二年のうちにプラチナいけるんじゃないか?なぁ、美形くんたち?」

「いえそんな、まだまだです」
「目指したい気持ちは……ありますけど」


ランクとかプラチナとか言われても、この二人のことだ。ぶっちゃけあまり気にしてないと思う。
それか、ゲーム感覚でいるか……。

私もさほど、四天王だとかランクだとかを気にしたことはないし。
二人がプラチナを目指すというなら、応援するけど。


「見習ってくれよー?」


分かりやすく慧は、春夏冬さんに目をやる。


「ひっ!?申し訳ございません!精進致します!」
「私も」


慌てたようにお辞儀する春夏冬さんと、綺麗な会釈を見せる秋葉さん。現在二人はシルバー。


「なーんて、わたしは別にいいんだけどなっあはは!」


私も、同意見。