アラサーの私が、なぜか御曹司で超絶イケメンの年下男子から、溺愛されました

その商品マスターの更新者を調べたら、管理部の森山明美という、ネイルアートにはまってるらしい、見るからにチャラチャラした女の子だった。

あの子には、後でガツンと言ってやらないと気が済まないわ。

時計を見ると就業開始まで数時間あったので、私は仮眠をとる事にした。

たしか会社には仮眠室があるはずだけど、使用の手続きが面倒そうなので、応接室に入り、そこのソファにゴロンと横になった。毛布代わりにスプリングコートを体に掛けて。

今日は部長に報告したら、年休扱いで帰らせてもらおっと。どうせ年休は腐るほど余ってるし。

そんな事を思いながら目をつぶると、たちまち眠りに落ちていった。