アラサーの私が、なぜか御曹司で超絶イケメンの年下男子から、溺愛されました

「栞ちゃんって名前は、亮平君が考えてくれたのよね?
とってもいい名前だけど、由来はあるのかしら?」

「元カノの名前とか?」
「誠!」
「そうなの?」

そう言えば私、亮の女性遍歴って、聞いた事ないなあ。あまり多いとは思えないけど。

「まさか。違いますよ。そうですね……本に栞を挟んで行くように、人生の節目節目を大切に、ゆっくり歩んでほしいなあ、とか?」
「何よ、”とか”って?」

「あはは。と言うのは後付けで、栞は以前に読んだ小説のヒロインの名前。気に入ったんで、自分に娘が出来たら付けるって決めてた」
「もし、生まれて来た子が男の子だったら、どうしたの?」

「そっちもあるよ、付けたい名前が」
「どんな名前? 教えて?」

「教えない。知りたかったら次は男の子、産めば?」
「じゃあ、頑張っちゃうかなあ……」

って私が言ったら、誠が顔を赤くした。変な想像してんじゃないわよ!