「栞ちゃんって名前は、亮平君が考えてくれたのよね?
とってもいい名前だけど、由来はあるのかしら?」
「元カノの名前とか?」
「誠!」
「そうなの?」
そう言えば私、亮の女性遍歴って、聞いた事ないなあ。あまり多いとは思えないけど。
「まさか。違いますよ。そうですね……本に栞を挟んで行くように、人生の節目節目を大切に、ゆっくり歩んでほしいなあ、とか?」
「何よ、”とか”って?」
「あはは。と言うのは後付けで、栞は以前に読んだ小説のヒロインの名前。気に入ったんで、自分に娘が出来たら付けるって決めてた」
「もし、生まれて来た子が男の子だったら、どうしたの?」
「そっちもあるよ、付けたい名前が」
「どんな名前? 教えて?」
「教えない。知りたかったら次は男の子、産めば?」
「じゃあ、頑張っちゃうかなあ……」
って私が言ったら、誠が顔を赤くした。変な想像してんじゃないわよ!
とってもいい名前だけど、由来はあるのかしら?」
「元カノの名前とか?」
「誠!」
「そうなの?」
そう言えば私、亮の女性遍歴って、聞いた事ないなあ。あまり多いとは思えないけど。
「まさか。違いますよ。そうですね……本に栞を挟んで行くように、人生の節目節目を大切に、ゆっくり歩んでほしいなあ、とか?」
「何よ、”とか”って?」
「あはは。と言うのは後付けで、栞は以前に読んだ小説のヒロインの名前。気に入ったんで、自分に娘が出来たら付けるって決めてた」
「もし、生まれて来た子が男の子だったら、どうしたの?」
「そっちもあるよ、付けたい名前が」
「どんな名前? 教えて?」
「教えない。知りたかったら次は男の子、産めば?」
「じゃあ、頑張っちゃうかなあ……」
って私が言ったら、誠が顔を赤くした。変な想像してんじゃないわよ!



