アラサーの私が、なぜか御曹司で超絶イケメンの年下男子から、溺愛されました

すると、

「タワマン!?」

母と誠と、なぜか父も、そのワードに強く反応した。そして亮を一斉に見た。
おそらく、『この青年、ただ者ではないな?』といったところだろう。

不意に、
「姉貴は、泊まっただけなんだろ?」と誠が言った。

へ?
そうか、そうよね。私ったら、”灯台下暗し”だわ。ちょっと違うかな。

私や、たぶん母の中では、”異性の家にお泊り=エッチ”なわけだけど、そうじゃないもんね?
ただ寝泊まりする事もあるわけで、むしろその方が多いかもしれない。

という事で、
「も……」

『もちろんよ』と言おうとしたのだけど……

「俺と葉子さんは、愛し合っています」

と、亮が見事にぶち壊してくれた。そして、

「俺達、結婚しますので、よろしくお願いします」

と言って頭を下げたので、私も続いて頭を下げた。

なぜかシーンと静まり返り、亮が顔を上げるのに合わせて私もそうしたら、三人とも、いわゆる”鳩が豆鉄砲を食ったような顔”をしていた。