そして、

翌日、翌々日と続けて碧人様から直接お昼ご飯の誘いを受け、

2日間ともサンドイッチをあーんと食べさせてもらった。



すごく嬉しいし、

夢のような時間ではあった。



が、毎回碧人様が教室まで呼びに来るので、

このままだとクラスメート、

特にさつき様に、私たちが上手くいっていると勘違いされないかが不安だった。



 よし、昨日思い付いたあの計画をやってみようー。



私はさつき様に「ちょっと宜しいかしら」と言って、廊下に連れていった。





私の計画とは、

さつき様に『きつい言葉をかける』

→さつき様が泣く

→私をお昼休みに誘いに来た碧人様がその現場を目撃する

(おそらくクラスメートが、私がさつき様を呼び出したことを伝えてくれ、碧人様が私を探してくれるはず)

→さつき様を慰め、私を怒る

というものだった。



本当はさつき様にきついことも言いたくないし、碧人様にも嫌われたくないー。

でもこれしか思い付かなかった。