俺は、人の視線が怖い。
こうなったのは、小学5年の頃。
バスケの賞状をもらおうとした際に、派手に転び、その時から恐怖を感じて人の目は今も怖い。
そして、その時見たみんなの顔が頭に残っており、トラウマでもある。
そんな俺が今、恋をした。
たった一瞬の出来事なのにもかかわらず、俺は恋をした。
これは一目惚れというものなのだろう。
そして、彼女だけは違った。
人は皆同じような視線を向けるのに。
久しぶりに人のやさしさを感じとれた気がする。
――彼女のことをもっと知りたい。
俺の頭にそう浮かんだ。
「志穂(シホ)、大丈夫?」
「…う、うん大丈夫」
……名前、シホって言うんだ。
「あ、あの、大丈夫ですか…?」
彼女は心配そうに俺へと手を差し伸べた。
そんな彼女の手をつかみ俺は立ち上がった。
先ほど、荷物を持ち前があまり見えていない彼女と誤ってぶつかってしまった。
俺達は床にしりもちをつき、荷物は床へと広がった。
幸いにも荷物は近くにいたシホの友達?が拾ってくれ、手に持ってくれている。
「…はい、大丈夫です。ありがとうございます。……シホ…さん。でしたっけ?」
「はい…そうです!…高月(タカツキ) 志穂と申します!」
「高月志穂……いい名前ですね」
「…ありがとうございます!」
彼女はニコっと効果音がつきそうな笑顔をして喜んだ。
「……俺は佐々木(ササキ) 俊哉(シュンヤ)って言います。……それじゃあ、俺はここら辺で失礼します」
そう言って俺は自分のクラスへと帰った。
「……おーい。佐々木、大丈夫か…?」
「……まぁ、なんとか」
「…なんとかってなんだよ……」
教室に戻り寝ていたところに俺の幼なじみの木村健人(キムラ ケント)に話しかけられた。
……あいつにさっきのこと、言ってみようかな…。
「…なぁ健人」
「ん?…なんだ?」
「俺……さっき一目惚れしたわ」
自分で言おうとして言ったことだけど、いざ言うとなんだか恥ずかしくなってくるな……。
「お、お前が……!……まじか」
「……なんだよ。……俺は恋したらいけないのかよ…」
「ち、違うって!…まさかお前に好きな子ができるとは思えなくて……」
健人はしばらく動揺していたが、しばらくして落ち着いた様子で言った。
「……事情は分かった。……俺もお前のこと応援するわ」
「…ありがとな、健人」
……信頼出来るヤツがいるって、こんなにも安心できるんだな……。
「……ところでお前。……さっき出会った子のせいかは知らないけど、今無理してるな。……顔色が悪い」
「……そんなにバレバレ?」
「……もちろん!……ずっと一緒にいる俺をあざむけると思うなよ」
……やっぱり健人は良い奴だな……。
「……ごめん。健人の言う通り無理してた」
「……あんま無理すんなよ。」
「……じゃあ、気分転換に購買でパン買ってくるわ」
そう言い残し、俺は購買へと向かった。
購買に着くと、かなりの人がいた。
……普段来ないから、こんなにも人がいるとは思わなかったな。
俺はすぐにパンが売ってある自販機へ向かった。
……え、うそだろ。
「……し、志穂さん?」
「え!…佐々木くん!?」
こうなったのは、小学5年の頃。
バスケの賞状をもらおうとした際に、派手に転び、その時から恐怖を感じて人の目は今も怖い。
そして、その時見たみんなの顔が頭に残っており、トラウマでもある。
そんな俺が今、恋をした。
たった一瞬の出来事なのにもかかわらず、俺は恋をした。
これは一目惚れというものなのだろう。
そして、彼女だけは違った。
人は皆同じような視線を向けるのに。
久しぶりに人のやさしさを感じとれた気がする。
――彼女のことをもっと知りたい。
俺の頭にそう浮かんだ。
「志穂(シホ)、大丈夫?」
「…う、うん大丈夫」
……名前、シホって言うんだ。
「あ、あの、大丈夫ですか…?」
彼女は心配そうに俺へと手を差し伸べた。
そんな彼女の手をつかみ俺は立ち上がった。
先ほど、荷物を持ち前があまり見えていない彼女と誤ってぶつかってしまった。
俺達は床にしりもちをつき、荷物は床へと広がった。
幸いにも荷物は近くにいたシホの友達?が拾ってくれ、手に持ってくれている。
「…はい、大丈夫です。ありがとうございます。……シホ…さん。でしたっけ?」
「はい…そうです!…高月(タカツキ) 志穂と申します!」
「高月志穂……いい名前ですね」
「…ありがとうございます!」
彼女はニコっと効果音がつきそうな笑顔をして喜んだ。
「……俺は佐々木(ササキ) 俊哉(シュンヤ)って言います。……それじゃあ、俺はここら辺で失礼します」
そう言って俺は自分のクラスへと帰った。
「……おーい。佐々木、大丈夫か…?」
「……まぁ、なんとか」
「…なんとかってなんだよ……」
教室に戻り寝ていたところに俺の幼なじみの木村健人(キムラ ケント)に話しかけられた。
……あいつにさっきのこと、言ってみようかな…。
「…なぁ健人」
「ん?…なんだ?」
「俺……さっき一目惚れしたわ」
自分で言おうとして言ったことだけど、いざ言うとなんだか恥ずかしくなってくるな……。
「お、お前が……!……まじか」
「……なんだよ。……俺は恋したらいけないのかよ…」
「ち、違うって!…まさかお前に好きな子ができるとは思えなくて……」
健人はしばらく動揺していたが、しばらくして落ち着いた様子で言った。
「……事情は分かった。……俺もお前のこと応援するわ」
「…ありがとな、健人」
……信頼出来るヤツがいるって、こんなにも安心できるんだな……。
「……ところでお前。……さっき出会った子のせいかは知らないけど、今無理してるな。……顔色が悪い」
「……そんなにバレバレ?」
「……もちろん!……ずっと一緒にいる俺をあざむけると思うなよ」
……やっぱり健人は良い奴だな……。
「……ごめん。健人の言う通り無理してた」
「……あんま無理すんなよ。」
「……じゃあ、気分転換に購買でパン買ってくるわ」
そう言い残し、俺は購買へと向かった。
購買に着くと、かなりの人がいた。
……普段来ないから、こんなにも人がいるとは思わなかったな。
俺はすぐにパンが売ってある自販機へ向かった。
……え、うそだろ。
「……し、志穂さん?」
「え!…佐々木くん!?」


