「私は政経学部」
「俺は芸大」
「オレンジと姐さんは私の大学の先輩なんだよね?」
「そうよ。だから何でも聞いてちょうだい」
さっき、3人にぎゅうっと抱きしめてなでなでしてもらったので、今度は私が姐さんにぎゅうと抱きつく。オレンジと青ちゃんがあからさまに不満な顔になってて可愛い。おもしろい。
「うちの大学の法学部にロクな人間はいないわよ」
「遠回しに俺をディスるな」
「ヘンタイばっか」
「直でディスるな」
「よかったねー。ちいちゃん。ここにわかりやすいサンプルがいるよ」
「青。俺を直でディスるな」
「わかる。私も法学部だから」
「ちいちゃんは別よー! ここにいるサンプルとはちがう」
「おい、俺をディスり続けるな」
「ちいちゃんは一生懸命お勉強してるよ。俺知ってるよ。こいつとはちがうよ」
「俺、いちおう首席卒業で、檀上で表彰されたんだが?」
「それが?」
「私も首席卒業だったけど?」
「俺も」
(ひえええええええええ、なんか次元のちがうひとたちがいるうううううう!!)
なんで私ここの空気吸ってるんだ。美味しいけど。この空気美味しいけど。
「と言うわけで明日デートしよう。ちい」
「どう言うわけで?」
オレンジがきっぱりと言った言葉を、私は首をかしげて聞く。姐さんをぎゅうぎゅう抱きしめながら。
「俺は芸大」
「オレンジと姐さんは私の大学の先輩なんだよね?」
「そうよ。だから何でも聞いてちょうだい」
さっき、3人にぎゅうっと抱きしめてなでなでしてもらったので、今度は私が姐さんにぎゅうと抱きつく。オレンジと青ちゃんがあからさまに不満な顔になってて可愛い。おもしろい。
「うちの大学の法学部にロクな人間はいないわよ」
「遠回しに俺をディスるな」
「ヘンタイばっか」
「直でディスるな」
「よかったねー。ちいちゃん。ここにわかりやすいサンプルがいるよ」
「青。俺を直でディスるな」
「わかる。私も法学部だから」
「ちいちゃんは別よー! ここにいるサンプルとはちがう」
「おい、俺をディスり続けるな」
「ちいちゃんは一生懸命お勉強してるよ。俺知ってるよ。こいつとはちがうよ」
「俺、いちおう首席卒業で、檀上で表彰されたんだが?」
「それが?」
「私も首席卒業だったけど?」
「俺も」
(ひえええええええええ、なんか次元のちがうひとたちがいるうううううう!!)
なんで私ここの空気吸ってるんだ。美味しいけど。この空気美味しいけど。
「と言うわけで明日デートしよう。ちい」
「どう言うわけで?」
オレンジがきっぱりと言った言葉を、私は首をかしげて聞く。姐さんをぎゅうぎゅう抱きしめながら。



