気楽な雰囲気でオレンジがそう言ってくれて、私たちの緊張が一気に溶けた。(安心して泣きだしそう)
「楽しんでってちょうだいねー」
姐さんも柔らかくそう言ってくれる。青ちゃんは黙ったままだった。
「ちい」
不意に、オレンジが真剣な声で私を呼んだ。
「やめろ。フラグを立てるな」
「フラグはへし折るためにあるんだよ」
「あんた、ファンが大切じゃないの?」
「大切だよ。だけど、」
オレンジがまっすぐに私を見つめる。私は、つられてまっすぐ見つめ返す。
「嘘でも良いから、おまえの心が欲しい」
「……」
姐さんはほっこり笑い、青ちゃんの唇がむー、と言う形になった。
「嘘だよ」
「十分だ」
「嘘だからね!!」
「わかってる」
「愛してるぞ!!」
私がそう叫んだら、オレンジがニコッと笑った。純粋に嬉しそうに。
「俺もだ」
「嘘だけどな」としっかり彼は付け加えた。その場に座りこみたいくらいの疲れを感じた。(安心を)
「楽しんでってちょうだいねー」
姐さんも柔らかくそう言ってくれる。青ちゃんは黙ったままだった。
「ちい」
不意に、オレンジが真剣な声で私を呼んだ。
「やめろ。フラグを立てるな」
「フラグはへし折るためにあるんだよ」
「あんた、ファンが大切じゃないの?」
「大切だよ。だけど、」
オレンジがまっすぐに私を見つめる。私は、つられてまっすぐ見つめ返す。
「嘘でも良いから、おまえの心が欲しい」
「……」
姐さんはほっこり笑い、青ちゃんの唇がむー、と言う形になった。
「嘘だよ」
「十分だ」
「嘘だからね!!」
「わかってる」
「愛してるぞ!!」
私がそう叫んだら、オレンジがニコッと笑った。純粋に嬉しそうに。
「俺もだ」
「嘘だけどな」としっかり彼は付け加えた。その場に座りこみたいくらいの疲れを感じた。(安心を)



