ギャップドル!! - だって「素直」になりたくない -

それでも私たちは、私は仕事をしなければならない。生きていくために。(学費を払うために)

楽屋には早くもオレンジが手配した心理カウンセラーさんたちがふたり来てくれた。姐さんからはあたたかい飲み物が届けられ、青ちゃんからは毛布や目を冷やす保冷剤、癒しのアロマグッズなどが差し入れられた。
(こんなことが起きても、フォローしてくれるのは事務所じゃなくて先輩たち)

大手事務所が聞いてあきれるわ、と思いながら私は、姐さんが差し入れてくれた緑茶入りジャスミンティーをゆっくりとすすった。メンバーたちは泣きながらカウンセラーさんたちに恐怖体験を話している。さっきまで雑誌のインタビューで、笑顔いっぱいだったひとたちが。
(このすきに勉強でもしよ)

「私のせいじゃない」