(いらないヴァネッサはここでお父様と愛人と暮らせばいい! わたくしはお母様とシュリーズ公爵と幸せを掴むのよっ)
エディットはパーティーに狙いを定めて準備をしていくことに決めた。
父と母の関係は完全に壊れてしまった。
エディットの幸せはここにはない。
それに次に生まれたのが男児だったとしたら、エディットの立場はもっと悪くなってしまう。
(令嬢として完璧なわたくしの方がシュリーズ公爵に相応しいもの。誰が見てもそう思うわ)
エディットの気分は晴れやかになる。
これで今日、馬鹿にしてきた令嬢たちもエディットに謝罪することになるだろう。
「シュリーズ公爵が結婚の申し込みにきたのはわたくし……そうよね、お母様?」
「……! そうね、その手があったわ!」
母はすぐにエディットの考えがわかったのだろう。
パッと表情を明るくする。
「あなたも協力するのよ! いいわね!? わたくしたちを裏切った責任はとってもらうから」
「…………」
「勝手に没落すればいいのよっ」
父は愛人がいたことの負い目があるのだろう。
「どうなっても知らないからな」と、額を押さえつつも頷いている。
その唇が弧を描いていることも気づかずに……。
(エディットside)
エディットはパーティーに狙いを定めて準備をしていくことに決めた。
父と母の関係は完全に壊れてしまった。
エディットの幸せはここにはない。
それに次に生まれたのが男児だったとしたら、エディットの立場はもっと悪くなってしまう。
(令嬢として完璧なわたくしの方がシュリーズ公爵に相応しいもの。誰が見てもそう思うわ)
エディットの気分は晴れやかになる。
これで今日、馬鹿にしてきた令嬢たちもエディットに謝罪することになるだろう。
「シュリーズ公爵が結婚の申し込みにきたのはわたくし……そうよね、お母様?」
「……! そうね、その手があったわ!」
母はすぐにエディットの考えがわかったのだろう。
パッと表情を明るくする。
「あなたも協力するのよ! いいわね!? わたくしたちを裏切った責任はとってもらうから」
「…………」
「勝手に没落すればいいのよっ」
父は愛人がいたことの負い目があるのだろう。
「どうなっても知らないからな」と、額を押さえつつも頷いている。
その唇が弧を描いていることも気づかずに……。
(エディットside)



