生きるということに、本当に価値があるのだろうか。


「死ぬ」は「生きる」の反対ではない。

生きるということの一部だ。


命はいつか必ず途切れる。

人間は生まれた頃から、もろく、細い、1本の糸でしかない。

いつ切れるか分からない。

そんな恐怖と隣合わせの毎日を、人間は平気で過ごす。


逆に尊敬できてしまう。

なぜそんなに楽しそうに笑える?

なぜ楽しいと感じられる?


私には見いだせない。







────────「生きる意味」というものが。