「……だよね!?春義君!!そう言ってたよね!?」
あっ…危ない……!
あたしが取り戻すってばれたらいけないのに、ばれそうなこと口にしちゃってた!
和泉、気づいてないよね……?
春義君、あたしの誤魔化しに乗っかって!
「ふはっ……まあ、そうだね。僕の相棒は、今羽月が言った言葉を信条にして働いている。僕はもちろんだけど、僕の相棒のことも信頼して任せてくれると嬉しい」
「……相棒?」
「そう。あっ、言ってなかったね。依頼料は、この喫茶店の常連になること、そして……」
「そして……?」
「僕の相棒が好きなスイーツを差し入れて。僕の相棒は無類の甘いもの好きでね。そうだな……君には、3丁目のケーキ屋で限定50個販売しているシュークリームを買ってきてもらおう。どこの店か調べるのも、依頼料ということで。頑張って」
こうして、和泉との契約が成立した。
……って、成立したら、やばいじゃん!
和泉を助けたい。それはもう、あたし以外のだれかに任せるなんて絶対に嫌だと思うくらいに。


![[完結]初雪が降る前に~君がくれたもの~](https://www.no-ichigo.jp/img/issuedProduct/10207-124.png)
![[完結]お試し同居してみたら甘い恋がはじまりました。](https://www.no-ichigo.jp/img/issuedProduct/11512-750.jpg?t=1695974945)