腹黒王子は隠れボディーガードを無自覚に偏愛する。



ん?私?



「あ、百瀬さんいた。」

「え!?わ、私ですか...!?」



東条さんに呼ばれ、初めて自分のことだと気づいた。



「「...」」



みんなの視線が...。




「えっと、...何か用事ですか...?」

「うん、今日一緒に帰らない?」



そういって微笑む東条さん。

誰もがこの人に目を奪われている。



あれ...?...一緒に帰る?



***



こんな感じで彼に帰りを誘われたことで、昨日よりも、生徒たちから恐ろしい目を向けられる。


東条さん、もしかしてわざと...。



「ねえ、あなたが〝百瀬さん〟?」

「へ、?」



...ピンチです。