腹黒王子は隠れボディーガードを無自覚に偏愛する。




「そ、その...」


「涼風さんに私のこと言わないでくださり、ありがとうございましたっ...。」



これは本心で、思ってる。

もし、彼が涼風さんに報告していたら、きっと私は今頃ここに立っていないはずだから...。



「いや、話す価値もなかったから。」



前言撤回。

昨日見た光景が夢かもとは思ったけど...やっぱり、現実だった...。