腹黒王子は隠れボディーガードを無自覚に偏愛する。



『今、お時間大丈夫ですか?』

「も、もちろんです!...どうしたんですか?」



まさか、今日の失態がバレた...!?

最悪、解雇の報告かも...!?


心臓がうるさくなりながら、スマホ越しの声に集中する。



『特にこれと言った用事はないのですが、椿さんの学園初日の不便をきこうと思いまして。』