腹黒王子は隠れボディーガードを無自覚に偏愛する。



「東条さまー!!!」



そう呼ばれた、ふわっとしている...男子生徒は、微笑んで、



「おはよう」



と挨拶しただけのはずなのに、周囲はこれでもかと言うほど騒然としている。




「「「きゃあああああっ!!!」」」

「私に言ったのよねっ??」

「何言ってるの?私に言ったに決まってるじゃない!!」



...今、私には彼女たちの声も聞こえていなかった。

それより、私は気づいたのだ。



「う、嘘でしょ...。」



彼が、...


















________彼が私の保護対象だということに。