腹黒王子は隠れボディーガードを無自覚に偏愛する。



自分だけは何かが嫌で、...苗字が嫌いだとかテキトーな理由で名前を呼んでもらった。



「ち、千空......さん。」


顔を真っ赤にして自分の名前を呼ぶ椿を、今すぐ抱きしめたい衝動に駆られる。


...俺、変すぎるだろ...。

このままでは変通者として捕まる...。


関わらないほうがいいのかという疑問すら浮かんできたのに、なぜ合鍵を渡したのか分からない。